体調不良で仕事を休むときは、ただ「休みます」と伝えるだけでは不十分です。
自分の体を守ることはもちろんですが、職場に余計な混乱を与えないための配慮 も欠かせません。
ここでは私自身の経験を交えながら、気を付けたいポイントをまとめます。
連絡は朝8時までに
まず大前提として、連絡はできる限り早く入れること です。
体調不良は突発的なものですが、社会人として常識的なのは朝8時までだと思っています。
急に穴をあけることで周囲にしわ寄せがいくので、上長や会社には早めに電話やメールで状況を伝えるのが最低限のマナーです。
休む理由を細かく説明する必要はありません。
「体調不良のため、本日お休みをいただきます。病院を受診する予定です」くらいの簡潔さで十分です。
優先度の高い業務は引き継ぐ
休むときに大切なのは、今日やるはずだった業務の中で優先度が高いものを引き継ぐこと です。
「今日の午前中に提出が必要な資料」や「取引先への連絡」など、期日が迫っているものは特に要注意です。
上長に連絡する際に、
「本日予定していたA社への確認は、Bさんにお願いできますでしょうか」
といった形で、誰にお願いしたいか、内容は何か を伝えるとスムーズです。
こうした一言があるだけで、職場全体の段取りが立ちやすくなり、混乱を最小限に抑えられます。
メンタル面のケアも大切
体調不良で休むことに罪悪感を抱く人は多いですが、それは逆効果です。
「休んで迷惑をかけている」と思い詰めると、かえって回復が遅れてしまいます。
私も以前は休むことに抵抗がありましたが、結果的に無理をして長引かせてしまったことがありました。
休むときはしっかり休む。それがチーム全体にとってもプラスになる と考えるようになってから、気持ちがかなり楽になりました。
まとめ
体調不良で仕事を休むのは誰にでも起こり得ることです。
大事なのは 「早めの連絡」「簡潔な伝え方」「休むことを肯定する気持ち」 の3つを押さえることだと思います。
以前の私は、休むことに強い抵抗があり、周囲に迷惑をかけたくない一心で無理をしてしまうことがありました。
しかし、結果的に仕事に支障をきたしたり、かえって迷惑を大きくしてしまいます。
今では、しっかり休むことも仕事の一部 だと考えるようになりました。
体を整えて次の日に備えることが、結果的に職場にとっても自分にとってもプラスになります。
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