職場での口論は損?理不尽に振り回されない「主張の仕方」

仕事術

口論は毒、自分の主張はどこ目線か

理不尽に出会ったとき、どう対処するか

仕事をしていると、どうしても理不尽な場面に出くわすことがあります。
自分は悪くないのに、なぜか責任を押し付けられたり、上司や同僚に一方的に非難されたりすることもあります。

「なんで自分だけが悪者に?」
そう感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。

私自身も、過去に他部署のミスを自分のチームの責任として処理させられたことがありました。
理不尽だとわかっていても、感情的に反論してしまえば「扱いづらい人」というレッテルを貼られ、結果的に自分の首を絞めることになります。

それ以来、私は「正しさよりも、立ち位置を意識して動く」ようにしています。


「正しいことを言っても、正しく伝わるとは限らない」

口論が生まれるのは、たいてい「自分が正しい」と思っているからです。
しかし、仕事の現場では「正しいかどうか」よりも「誰が言うか」が重視されることが多いです。

たとえば上司が誤った判断をしたときに、部下がそれを真っ向から指摘しても、
その場の空気を悪くするだけで、結果的に意見は通らないことがほとんどです。

逆に、同じ内容を「相手の立場を立てつつ伝える」人の方が、受け入れられやすいものです。

つまり、正論も伝え方次第で「毒」にも「薬」にもなり得ます。

口論は毒。反論ではなく、調整をする

理不尽に感じた瞬間、言い返したくなる気持ちは自然な反応です。
ただし、「その一言が何を生むか」を冷静に考えることが大切です。

口論は、一瞬の感情のガス抜きにはなっても、後には不信と距離を生むだけです。
その場で勝ったように見えても、信頼を失えば長期的にはマイナスになります。

私が意識しているのは、「反論」ではなく「調整」をすることです。

たとえば、「確かにそうですね。ただ、こういう見方もあるかもしれません」と
クッション言葉を使って軌道を整えるだけで、場の空気はかなり変わります。

Yesマンが出世する理由を、冷静に見つめる

世の中には、理不尽に見えても「空気を読む人」が出世する場面が少なくありません。
これは決して実力主義を否定する話ではなく、
組織の中では「摩擦を減らせる人」が重宝されるという現実です。

もちろん、すべてに従順である必要はありません。
ただし、主張する前に「自分の発言はどの立場から出ているのか?」を考えることが大切です。
上司、同僚、部下、それぞれに響く伝え方は違うものです。

感情ではなく、距離感を見極めて動ける人ほど、最終的に信頼を得ます。


まとめ

口論は感情の勝ち負けではなく、信頼の積み重ねです。
理不尽に感じる出来事があっても、
「感情を出す=負け」ではなく、「感情を制す=成熟」だと思うようにしています。

契約でも人間関係でも、自分の主張をどの立場から伝えるかで結果は変わります。
言葉は相手に向けるものであり、自分を守る道具でもあります。

「思ったことをすぐに口にする人」よりも、
「必要なことを適切な形で伝えられる人」が、最終的に信頼を得ます。

言葉で相手をねじ伏せるのではなく、関係を保ちながら意見を通せる人こそ、真に強いビジネスパーソンだと思います。

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