「できない理由」より「どうすればできるか」を考える

仕事術

「できない理由」より「どうすればできるか」を考える

外的要因に左右される

仕事をしていると、部下や後輩からの報告でこんな言葉をよく耳にします。
「先方がこういう状況だから…」
「連絡が繋がらないから…」
つまり、“できない理由”を外的要因とともに並べてしまうパターンです。

もちろん、自分が密に関わっているプロジェクトなら事情も理解できます。
しかし、預かり知らない案件で細かい事情を延々と聞かされても、結局の結論は「進んでいない」ことだったりします。
聞く側からすれば、正直うんざりしてしまう瞬間です。


言い訳をまとめても仕事は進まない

「できない事情」をいくら整理しても、成果が前に進むわけではありません。
むしろ、その時間と労力は「どうすればできるか」を考える方に使ったほうがよほど建設的です。

ビジネスの場では、障害やトラブルがあること自体は珍しくありません。
大事なのは、それをどう乗り越えていくかを提案し、実行する姿勢です。


「できない言い訳」をやめた先にあるもの

言い訳に終始してしまう人は、無意識に“責任の所在を外に置いている”ことが多いです。
一方で、「どうしたらできるか」を常に考える人は、問題解決力が磨かれ、信頼も自然と積み重なっていきます。

結局のところ、仕事とは「どうやったらうまくいくか」を考えて動くことそのものです。
外部環境が変わるのを待つのではなく、自分から工夫して動く姿勢こそ、成果を生み出す原動力になるのだと思います。

まとめ

部下や後輩に「できない言い訳」を並べられるとモヤモヤしますが、人の振り見て我が振り直せ、という言葉の通り、自分も同じような対応をとっていないかを振り返るきっかけになりました。

忙しさや環境のせいにして立ち止まるのは簡単ですが、自分の仕事をどう前に進めるかを考える姿勢を持ち続けなければ、結局は同じ立場に立ってしまいます。

今後は「事情」よりも「解決策」を話せる人間でありたいし、後輩にもそうした姿を見せることで、自然と同じ姿勢が広がっていくことを目指します。

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