有給を「申請」しただけなのに説教された件

仕事術

有給は許可じゃない、権利だ!

再来週の金曜日。
少し遠出の予定があった私は、上司にこう伝えた。

「再来週の金曜日ですが、有給でお休みします。」

何も問題ない、いたって平和な報告だと思っていた。
が、返ってきたのは思いがけない一言だった。

「“お休みしてもいいですか?”でしょ。いいよって言うけど、配慮に欠けてるわ。」

……いや、なんで?
まさかの許可制ルール発動ですか?
「有給=お願い」みたいな風潮、いまだに残ってるの?


「許可」じゃなくて「権利」である

そもそも、有給休暇は労働基準法で定められた労働者の権利です。
企業は「業務に著しい支障がある場合」以外、基本的に拒否できません。
もちろん、上司の機嫌や判断で休めたり休めなかったりするものでもないです。

それなのに現実の職場では、
「言い方が悪い」「タイミングが悪い」など、
“空気”による制約がまかり通っています。

しかも社内では、

  • 体調不良で当日欠勤(わかる)

  • インフルエンザで突然音信不通(まぁ仕方ない)

  • 上司からは連絡すらない(は?)

そんなカオスな状況が横行しているのに、
なぜか「事前に有給を申請した人」が注意されるという理不尽……。


モヤモヤを抱えながらも社会は回る

もちろん、いちいち正論でぶつかるのも疲れる。
だから私は言い返さなかった。

「そうですね、失礼しました。」

とだけ答えて、心の中でこう呟いた。

「すでに予定あるんで、ダメって言われても休みますけどね。」

だってそうでしょう。
こちらはきちんと前もって伝えているし、業務も調整している。
むしろ自分で管理できている方だ。

それなのに、「言い方が違う」と小言を食らう。

いやもう、言葉狩りか何かですか?

有給は「会社にお願いしてもらう特典」ではなく、
「自分のために計画的に使うリソース」と言えます。

それを理解せず、言葉尻ばかり指摘してくる人のために
いちいちエネルギーを使うのはもったいない。


スマートにかわす“社会人の一手”

とはいえ、ここで正論バトルを繰り広げても生産性はゼロ。
社会の歯車たる我々は、こう返すのが最もスマートです。

「再来週の金曜日に有給を取得したいのですが、業務の調整で必要な点を相談させてください。」

これで完璧。
報告として筋が通っていて、責任感も示せる。
さらに、しれっと話題を業務調整に移しているため、上司も言葉尻を取るようなことは何も言えまい。

言ったところで、法的にもマナー的にもこちらが正しい


 「お願い」ではなく「宣言」

有給の話題になると、「うちは自由に取れるよ」と言いつつも、
実際は“本当に取る人”に白い目が向く職場も少なくない。

もちろん、欠けた人手を他の誰かがフォローしなければいけない場面もあるでしょう。
それでも、私たちは知っておくべきです。

「自分の時間は、会社に所有されていない」

だからこそ、堂々と、静かにこう言えばいい。

「再来週の金曜日に有給でお休みをいただきます。」

それは“お願い”ではなく、“宣言”。
働く人としての最低限の尊厳を守るための表現です。


まとめ

まず大前提で言えることは、有給を使うことは悪いことではありません
休むことに罪悪感を覚える文化は、もはや古いです。
むしろ、有給をきちんと活用できる人こそが、仕事をマネジメントできている証拠です。

次に同じような小言を言われたら、笑って心の中でこう唱えよう。

「有給は“お願い”じゃなくて、“報告”です。」

そして、予定どおりしっかり休む。
なぜなら、他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられるのだから。

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